例によってmixiコミュからの転載記事などですが、
こちらはコメ欄に貼り付けてあった情報です。

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【国連食糧農業機関（FAO）の専門家チーム派遣を拒否】（5/21）
http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/national/news/20100521p2g00m0dm040000c.html

原文抜粋 ：
Meanwhile, the Japanese government has declined a proposal by the U.N. Food and Agriculture Organization to send an expert team to contain the escalating infection in Miyazaki.

日本語訳（エキサイト先生が翻訳したものを修正） ：
一方、日本政府は宮崎で拡大する感染を抑える国連食糧農業機関の専門家チームの派遣の提案を拒否しています。

【対策の失敗は無能な日本政府の責任であると、国連機関のFAOが非難】（5/24）

Sluggish Gov't response fuels spread of foot-and-mouth disease in Japan
http://news.xinhuanet.com/english2010/health/2010-05/24/c_13312492.htm

The Food and Agriculture Organization of the United Nations,
which is still awaiting an official request from the Japanese government for advice and support despite readying their experts to be deployed to Japan to assist,
have slammed the Japanese government's inability to respond swiftly enough to effectively identify and take the necessary measures to counter the rampant disease.（一部抜粋）

無能な日本政府のせいで口蹄疫が爆発的に拡大中。

国連食糧農業機関は、専門家を日本に派遣して支援を行う準備ができているにもかかわらず、日本政府からアドバイスと支援の公式要請がくるのを引き続き待っている状態である。
FAOは、日本政府の対応の遅れにより、猛威をふるう口蹄疫に対抗するために必要な対策が適切に取られていないことを非難している。

http://www.twitlonger.com/show/1flrd2

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それぞれmixiコミュから転載先など検索しての転載。←
このFAOの専門家チーム派遣の申し出について、
一般に報道されてないということなので知らない人も多いのでは。

殺処分対象となった家畜が他にもたくさん居る中で、
種牛49頭の処分をやたら大臣や副大臣は急かしてくるところに
またちょっと違和感を感じているんですが…

もちろん“命”に変わりはないですが、
日本の畜産業全般のことを考えれば健康な
種牛は１頭でも多く生かしたい、残したいと考える　…はず。

この種牛を処分することについて競馬に例えて
ツイートしてる方がえらく多いと思っていたら、
以前、優秀な種馬が馬伝染病にかかり殺処分命令が出されたあとに
感染していないことが発覚し、処分を回避したことがあったそうですね。

↓詳細↓

http://blog.goo.ne.jp/peace-orange/e/4de085abbd5fca99fa5cd56e2fdce605

以下、一部転載。

（転載ここから）

クモワカは、１９５０年１０月に競走馬としてデビュー。
１１勝を挙げ、重賞を優勝することはなかったものの桜花賞２着、
菊花賞で４着など活躍した牝馬である。
繁殖名は丘高。馬伝染性貧血と診断されたが殺処分命令から逃れて繁殖牝馬となり、
そのファミリーラインからワカクモ、テンポイント、キングスポイント、
ダイアナソロン、フジヤマケンザン、ワカオライデン、ワカテンザンなどを輩出した。

クモワカは１９５２年の夏に体調を崩し発熱した。
クモワカを診察した京都競馬場の獣医師は馬伝染性貧血（伝貧）と診断し、
それを受けて京都府知事の蜷川虎三は家畜伝染病予防法第１７条により
同年１２月に同月末までに殺処分を行う旨の通告を出した。
しかし伝貧に感染しているという決定的な証拠は現れず、
さらに隔離用の厩舎にいたクモワカの健康状態は日を追うごとに回復を見せていたことから
厩舎関係者は感染していないのではないかと疑うようになった。
馬主の山本谷五郎はクモワカを試験治療用の学術研究馬にしてほしいと京都府に要望し、
その結果殺処分は延期され引き続き隔離厩舎に置かれることとなった。

（転載ここまで）

このときのことは訴訟などもあって有名のようなのですが、
最終的に検査の結果「陰性」と診断され終結。
殺処分も免れたようです。

◆クモワカとは（Wiki）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A2%E3%83%AF%E3%82%AB

◆馬伝染性貧血とは（Wiki）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E4%BC%9D%E6%9F%93%E6%80%A7%E8%B2%A7%E8%A1%80

特例で最初に移動させた６頭の内、
一番優秀だった忠富士が感染していた今となれば
残りの５頭も感染している可能性はあると考えるのが普通。
種牛が全滅すれば、次の種牛が出てくるまで最短でも７年…

最短で７年です。

日本の畜産は大きな打撃を受けることになります。
エース級でなくとも、１頭でも健康な種牛を残すことができれば、
７年の空白を作ることなく持ち直すことが可能なんです。

本当の本当に長い目で先を見た場合、
せめて種牛だけでも「陽性と確認されてから」の
処分として欲しいと思うものなんじゃないかなぁ…

と、畜産に関しては全然素人だけど、
宮崎の田舎で牛や豚と触れ合ってきた
あてちが呟いてみますよ。

＜追記＞

コミュコメ欄より、「旬刊宮崎」「口蹄疫」「安愚楽牧場」
「韓国牛」や「韓国人研修生」について掲載しているブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/saitaniya_ryoma/25480141.html